ブロックチェーン大学校FLOC 無料体験コースを受講してみた【最低限の教養です】

こんにちは、ひろき(@hiro_az4511)です。

ブロックチェーンと聞くと、2018年前半に大暴落した「ビットコイン」を思い浮かべ、

ちょっと怖いし、訳がわからないよ、、、

という方も多いと思います。

ただ、結論から言うと、これからの時代で「ブロックチェーン」について知らないのは結構ヤバイです。

これから出てくるサービスや製品には、ブロックチェーンのテクノロジーが使われる事は当たり前になっていくと言われていますので、「知ってる」と「知らない」とでは大きな差が出てくると思います。

先日、私は東京で以前から気になっていた「ブロックチェーン大学校FLOC」の無料体験コースを受講してきました。
 
すごく良い学びになったので、記事にまとめていこうと思います。

ブロックチェーンを大学校FLOCとは

“世界を変えるブロックチェーンを学び、未来を創る仕事をする”
FLOCブロックチェーン大学校は、ブロックチェーン専門スクールです。
 
インターネットの情報革命の次に起こるブロックチェーン革命は、社会を大きく変えていくと言われています。
そのブロックチェーンテクノロジーにおける技術者の育成から、ビジネススクール、検定試験によるアセスメントの構築、人材紹介、起業家育成などを通じ、ブロックチェーンのプラットフォームを構築していきます。フィンテックやIoT、スマートコントラクト等の第4次産業革命の成長と社会の発展に貢献していきます。(公式HPより)

2018年の春に開校した、ブロックチェーンテクノロジーを専門に学ぶ総合スクールです。
コースは「基礎コース」、「エンジニアコース」、「ビジネスコース」の3種類あり、初心者から、既にエンジニアとして活躍している人まで学べる構成になっています。

今回私が体験授業を受けたのは新宿校ですが、それ以外にも都内では、丸の内、有楽町等で受講が可能です。

実際のコースではオンラインで受講することも可能なので、直接通うことが難しい方でも安心して授業を受けられるようでした。

今回の体験授業では、その授業のかなり基礎の部分を、講師の方が熱を込めてレクチャーしてくれました。さすがに全ては紹介できないので、ざっくりと内容を次から書いていきます。

ブロックチェーンの基礎

ブロックチェーンって何?

日本ブロックチェーン協会が2016年10月に公表したブロックチェーンの定義によると、、、

1)「ビザンチン障害を含む不特定多数のノードを用い、時間の経過とともにその時点の合意が覆る確率が0へ収束するプロトコル、またはその実装をブロックチェーンと呼ぶ。」

2)「電子署名とハッシュポインタを使用し改竄検出が容易なデータ構造を持ち、且つ、当該データをネットワーク上に分散する多数のノードに保持させることで、高可用性及びデータ同一性等を実現する技術を広義のブロックチェーンと呼ぶ。」

(出典)日本ブロックチェーン協会

このようになっています。

うーん、けっこう難しいな、、、、、訳わからん!!

これを簡単に言い換えると、ブロックチェーンは、改ざんが難しく、停止せず、多数の参加者に同一のデータを分散保持させるネットワークの仕組みであり、参加者に不正を働いたり正常に動作しない者があっても正しい取引ができる技術」です。

つまり、世界中の人達で、皆で監視しながらブロックを作っていくことで、不正等ができないようになっているんですね。

ブロックを作る人の事を、「マイナー(採掘者)」、ネットワークに接続されている電子デバイスやパソコンなどのことを、「ノード」と呼びます。

ブロックをマイナーが1つずつ作っていき、そのブロックが鎖(チェーン)状につながっていくことから「ブロックチェーン」と呼ばれています。

ブロックチェーン大学校FLOCの体験授業では、ブロックを「大理石の板」、マイナーを「大理石に文字を掘る人」、ノードは「大理石の板に文字を掘るのを見ている人」、そしてその周りにユーザーが居る、というように、分かりやすく例えて説明していました。

また、この記事では具体的な技術については割愛しますが、ブロックチェーンを理解する上で欠かせない、「公開鍵と暗号鍵」や「ハッシュ関数」、「ナンス」に関しても、わかりやすい例えで説明がされていて、理解がしやすかったです。

これらの基礎知識について、もっと詳しく知りたい方は、この記事が非常に分かりやすく解説されています。

ブロックチェーンとビットコインの違いは?

今回の体験授業では、

ブロックチェーンとビットコインの違い
□ブロックチェーンはコンピュータの「Windows」や「Mackintosh」といったOS
□ビットコイン(仮想通貨)は「Word」や「Excel」といったアプリ

という例えをしていました。つまり、ブロックチェーンはあくまで「インターネット」のような基盤の技術を指していて、その技術を元に作られた仮想通貨の1つが、ビットコインというわけです。(ビットコイン以外にも沢山仮想通貨が存在します。)

ビットコインは安全なの??

ビットコインと聞くと、「なんだか怖い」「盗まれないのかな」といったイメージを持っている方もいるかと思います。

しかし、ビットコイン自体は不正は起こったことが、未だかつて、たったの一度もないんです。

「マウント・ゴックス」や「コインチェック」のような「取引所」がハッキングされたことはありますが、ビットコイン自体は、誰でも監視できる状態になっているため、不正のしようが無いのです。

このサイトでは、ビットコインの全ての取引(トランザクション)を公開していて、誰が誰にいくら送金したかなどの情報が、誰にでも確認することができます。

 

ブロックチェーンが作る未来とは

(図)ブロックチェーン技術活⽤のユースケース

(出典)経済産業省 ブロックチェーン技術を利⽤したサービスに 関する国内外動向調査 平成28年4⽉28⽇

上の図ような、多くの分野でブロックチェーンの技術の活用が期待されており、実際に既に活用されているものも数多くあります。

ここでは、あくまで一部しか取り上げられませんが、ブロックチェーンテクノロジーが作っていく未来をご紹介していきます。

中央集権から分散管理へ

今現在では、権力が国や企業に集中しているというのは、至極当然なことではありますが、これはブロックチェーンの技術によって変わっていくと考えられています。

ブロックチェーンは「みんなで」管理するものなので、政府や大企業のような、巨大な中央システムが不要なのです。

例えば、「通貨」はいま現在、その多くが国家によって管理されていますが、ブロックチェーン技術を使った仮想通貨が流通することで、国家ではなく、ネットワークに参加する世界中の人々によって管理されることになります。

このように、今まで中央集権的に管理されてきたことが、ブロックチェーン技術によって、分散管理していく様になっていくと考えられているのです。

また、国家がこれに全く介入していないかと言うと、そうではありません。

ヨーロッパの「エストニア」は、沖縄県くらいの人口の規模ながら、IT・ブロックチェーン大国と言われています。

エストニアは、行政サービスの約99%を電子化しており、行政手続きの際にブロックチェーンの技術を積極的に活用していることで知られています。

データの管理がペーパーレスで、高セキュリティにできるため、国家としては大幅なコスト削減が見込まれるのです。

いま現在(2019年1月)、日本では税金や不動産、住居の手続きなど、その多くが「紙の契約書」によるものですが、ブロックチェーンの技術が広まることで、エストニアのような国がどんどん増えていくことになるのではないでしょうか。

トラストレス(信用がいらない)な社会

今の世の中、何をするにしても「信用」は欠かせないですよね。

例えば、銀行へお金を預けるときだって、銀行という会社への信頼は不可欠ですし、クレジットカードを作るときにも、クレジットカード会社への信頼や、利用者への信頼が必要です。
 
また、円やドルのような貨幣の価値も、ある国家への信頼が基盤となっています。

しかしながら、これらがブロックチェーンの技術によって変わりつつあります。

繰り返しになりますが、ブロックチェーンは、「世界中の人達でネットワークを作る技術」であり、全ての取引が公開されているため、不正ができないという特徴があります。

 
「そもそも不正ができないのだから、特定の組織をわざわざ信用する必要がないよね!」というのが、トラストレスと言う考え方です。

 
これからは、ブロックチェーンによって、社会がトラストレスになっていき、”信用”する必要が無い世界になっていくのではないでしょうか。

マイクロペイメントについて

ビットコインでは、日本円でいうと、0.001円のような取引も容易に、かつほとんど無料に近い手数料で行うことができます。

そのため、より小さい単位でのお金のやり取りができるようになり、既存の料金システムを破壊するものとも言われております。

例えば、電化製品とマイクロペイメントの組み合わせを考えてみましょう。

現在では、冷蔵庫を買う場合、「冷蔵庫1台あたり〇〇円」という価格が、各メーカーによってされておりますよね。

それがマイクロペイメントを用いた場合、「初期費用は無料で冷蔵庫1台を渡すけど、1回冷蔵庫を開ける度に〇〇円」といった料金のシステムが導入することができるのです。

そのように新しい料金システムが可能になれば、各電気メーカーも商品の売り方が今までと変わってきますよね。

また、それ以外にも、マイクロペイメントが普及していけば、課金への心理的ハードルが少なくなることで、いままで価値がつけることが難しかった、少額のデジタルコンテンツなどのやり取りが活発になる事などもあり得るでしょう。

DAO(自律分散型組織)の台頭

ブロックチェーン技術の発達によって、会社の組織も変わっていくのではないかと言われています。

これまでの会社は、社長がいて、専務がいて、部長がいて、課長が、、、(略)というような、いわゆる中央集権的な組織体系が一般的でした。

しかし、ブロックチェーンの技術によって、「経営が自動化された組織」が台頭してくると言われています。

この中央集権的ではない組織を、DAO(Distributed Autonomous Organization)/自律分散型組織と呼びます。

下記のDAOの概念は、イーサリアムを考案したヴィタリック・ブテリンが表したものです。

労働者あり 労働者なし
経営者あり ①一般的な株式会社・有限会社等 ②ロボット・AIに「経営者が」働かせる
経営者なし ③DAO /自律分散型組織 ④完全自動組織

 

図のように、DAOは、経営者が存在しない組織のことです。

ロンドンを拠点とするコロニー(Colony)は、フリーランスとして働く人達のためのプラットフォームで、仲介企業を介さずに、直接共同して働く仕組みを作っています。

コロニーの意思決定は、提案と投票によって行われ、組織への貢献度に応じて個々を評価しています。

その革命的な組織体系から、自らを「Company for the twenty fast century(21世紀型の会社)」と呼んでいるのです。

もちろん、このような自律分散型組織が広がっていくまでには、多くの課題も存在しますが、近い未来に日本でもこのような組織が増えてくるのではないでしょうか。

迷わずまず体験コースに参加してみるべき

「ブロックチェーン」は間違いなく今後より多くの場面で利用されていくテクノロジーで、その知識を持っていることは、最低限の教養と言われる日も、そう遠くはないと思います。

私自身、今回の体験コースを受講したことで、より深くブロックチェーンについて学ぼうという気持ちになりました。

ブロックチェーン技術が普及していけば、それに伴い、いま以上にブロックチェーンエンジニアの需要が高まる事は間違いないでしょう。

是非、少しでも興味ある方は、一度90分間の体験授業を受講してみてはいかがでしょうか。

それでは!

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